「頭の中が付箋の山で、うわ…やばい…」 Notionを開いた瞬間、そう感じることはありませんか?
何から触ればいいかわからない。 “整える”だけで疲れて、肝心のレポートが進まない。
「このままだと、社会に出た時に苦労するかも…」と焦る気持ち、よくわかります。 SNSでも「社会人無理すぎる」「タスク管理めんどくさい」という声をよく目にします。

しかし、これはあなたの能力の問題ではありません。
僕はITと効率化が好きで、数多くのツールを触ってきましたが、つまずく原因はいつも同じです。 なぜ最新のITツールで挫折してしまうのか、その理由を整理してみましょう。
なぜ最新のITツールで挫折するのか?
高機能なツールは、使いこなせれば強力な武器になります。 しかし、大学生活の現場では、以下の3つの罠に陥りがちです。
- 「分類」や「ビュー設計」に凝ってしまい、タスク登録前に手が止まる
- 30分いじって“満足”してしまい、本来の作業が終わらない
- 管理のための管理という「無駄なタスク」が増え続ける

どのくらい使いこなせるかじゃなくて、どのくらい効率が上がってるかでアプリは決めるべき
“使いこなせそう”という期待よりも、「実際に効率が上がったか」を真実として受け止めることが大切です。
マルチタスクは脳のエネルギーを削る
通知が多く、画面が賑やかな環境は、想像以上に集中力を奪います。
一説には、タスクの切り替え(タスクスイッチング)によって、生産性が最大40%も落ちると言われています。 また、一度中断した作業を元の集中状態に戻すには、長い時間がかかるという知見もあります。
中断からの復帰は一瞬ではありません。 だからこそ、通知とアプリを増やしすぎない「引き算の設計」が重要なのです。
💡 結論: ツールを「使いこなすこと」を目的にせず、脳の負荷を最小限にするシンプルな環境を選ぼう。
大学生にこそ「Googleアカウント統合」を強く勧める理由
僕が最終的にGoogleへ回帰した最大の理由は、「同期の信頼性」です。

PCとスマホの同期は、大学生にとって命だと思う
大学生の日常を思い返してみてください。
- 家でPCを開いて課題を入力する
- 通学中にスマホでサッと確認する
- 授業の合間にスマホで内容を修正する
この往復が基本です。 同期が不安定なツールは、どれだけ多機能でも「いざという時」に信用できません。
その点、Google Tasks(Google ToDo リスト)はGoogleアカウント1つで完結します。
2025年後半、Googleの管理環境がさらに進化
これまで「Keepのリマインダー」「カレンダーのリマインダー」など、Google内でも機能が分散していました。
しかし現在は、リマインダー機能がGoogle Tasksへ統合される流れが明確になっています。
- KeepのリマインダーはTasksへ移行
- 新規リマインダーは「タスク」として保存
- GoogleカレンダーやGemini、Keepから一元管理が可能
「リマインダー=Tasksに集まる」という仕組みになり、迷う余地がなくなりました。
大学生のための「Googleカレンダー+Tasks」最適化3ステップ
難しい設定なしで生活が回る、具体的なプランを紹介します。
Step1:やることはTasksに一本化する
授業、バイト、私生活でアプリを分けないでください。 分けるほど、脳が「どこに記録すべきか」で迷い、停止してしまいます。
- 思いついたらすぐにTasksに放り込む
- 細かい分類(フォルダ分け)はしない
- サブタスクは本当に必要な時だけ使う
Step2:カレンダーで「作業時間」をブロックする
タスク管理が苦手な人ほど、タスクを「予定」としてカレンダーに入れましょう。

「英語レポート」とメモするだけでは実行されません。 「火曜 9:00-12:00 英語レポート」と、カレンダーの枠を確保することで初めて実行に移せます。
Step3:通知をGoogleに寄せる
通知の多さは、管理能力の高さではありません。 むしろ通知が多いほど、脳のメモリは消費されます。
- タスクの通知はGoogleに集約する
- それ以外の不要なアプリ通知は思い切って切る
- 「ここを見れば大丈夫」という場所を1つにする
💡 結論: 「Tasksに放り込み、カレンダーで時間を確保し、1箇所で確認する」 この3ステップだけで、大学生活の管理は劇的に楽になる。
Todoist vs Google Tasks:大学生にはどっちがいい?
「Todoist」も素晴らしいツールですが、大学生が導入する際は「コスト」を考慮すべきです。
大学生向け比較:Google Tasks vs Todoist
| 機能 | Google Tasks | Todoist |
|---|---|---|
| 無料プラン | ○(完全無料) | ○(制限あり) |
| Google Workspace 連携 | ○(ネイティブ) | ○(拡張機能) |
| 同期(PC/スマホ) | ○(完璧) | ○(安定) |
| 複数プロジェクト | ○(リスト単位) | ○(高度) |
| ラベル | △(なし) | ○(高度) |
| 通知 | ○(Google標準) | ○(カスタム) |
Todoistは高機能ですが、2025年12月の価格改定により、有料プランは年払いで約1万円(月換算840円)、月払いでは約1,100円の負担となります。
もちろん、複数プロジェクトをバリバリ回す人には価値がありますが、多くの大学生にとっては無料で使えるGoogle Tasksで十分なはずです。
浮いたお金と時間を「毎日触るもの」に回そう
ツール代を節約して、その分をキーボードなどのデバイスに投資するのは賢い選択です。

快適な入力環境は、作業のストレスを減らし、勉強の継続を助けてくれます。 「ツールへの課金」よりも「物理的な作業環境の改善」の方が、結果として大きなリターンを生むことが多いのです。
まとめ:大学生は「シンプルに回る仕組み」が勝つ
タスク管理が難しい理由は、人それぞれです。 しかし、設定沼にハマりやすい人にとって、Google Tasksは最強の改善策になります。

タスク管理が面倒でイライラするのもわかる。だからこそ、自分を追い詰めないシンプルな仕組みを作ろう
大学生のうちは、高度な管理術は不要です。
- やることを決める
- やる時間をカレンダーで押さえる
- Googleの通知に従って淡々とこなす
これだけで、周りと圧倒的な差がつきます。まずは今日の予定を1つ、Google Tasksに入れるところから始めてみましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. Notionを使えない自分は、仕事ができないのでしょうか?
A. まったくそんなことはありません。 Notionは「情報を構造化する力」が必要なツールです。その力は実務経験を積む中で伸びるもので、大学生の段階で使いこなせなくても当然です。今は「使いこなすこと」より「期限を守ること」を優先しましょう。
Q2. Google Tasksは機能が少なすぎて不安です。
A. その“少なさ”こそが武器です。 タスク、サブタスク、期日。これだけに絞られているからこそ、迷う余地がありません。複雑なプロジェクトを抱えるまでは、このシンプルさが継続を助けてくれます。
Q3. Todoistに乗り換えた方がいいケースは?
A. タスク管理そのものに慣れている場合です。 ラベルやフィルターを使いこなし、複数のプロジェクトを同時に管理したい段階ならTodoistは強力です。まずはGoogle Tasksで「締切を守る習慣」をつけてから検討しても遅くありません。
Q4. Google Tasksとカレンダー、どう使い分ければいい?
A. 「置き場」と「予定」で分けましょう。 Tasksは「やること(タスク)の置き場」、カレンダーは「実行する時間(予定)の確保」です。これを分けることで、タスクが未完了のまま溜まるのを防げます。
Q5. タスク管理を始めても、結局続かないのですが…
A. 意志の強さではなく、設計の問題です。 ルールを複雑にしすぎていませんか? 最初は「明日やることを3つだけ入れる」だけで十分。完璧を目指さないことが、継続の最大のコツです。
Q6. スマホとPC、どちらで管理するのが正解?
A. 「両方で同じ状態が見えること」が正解です。 PCで登録し、スマホで確認し、どちらでも完了できる。この同期の安定性が重要です。Google Tasksはこの点が非常に優れています。
Q7. Google Tasksは将来使えなくなりませんか?
A. 可能性は極めて低いです。 Googleはリマインダー機能をTasksに統合し、Gemini(AI)との連携も強化しています。Googleのエコシステムの中核として位置づけられているため、安心して使い続けられます。
Q8. 結局、タスク管理で一番大事なことは?
A. 「生活が回っているか」です。 課題が期限内に終わり、思い出す負荷が減り、イライラが減っているなら、それがあなたにとっての正解です。ツールに踊らされず、自分を楽にしてくれる方法を選んでください。


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