参考書を「枕」にしていた僕が、2ヶ月で合格できた理由
基本情報技術者試験。 正直、最初は完全になめていました。
「国家資格だし、参考書を1冊ちゃんと読めばいけるでしょ」 そう思って、本屋で一番分厚い参考書を買いました。
でも、現実は真逆でした。
- ページ数が多すぎること
- 何十ページ読んでも理解した実感がないこと
- 問題を解けるようになっている感覚がゼロなこと
「努力しているのに前に進んでいない」感覚が、一番しんどかったです。
SNSを見ても「参考書が厚すぎて1周もできない」「アルゴリズムが意味不明」といった、当時の僕と同じ悩みばかりが並んでいました。

いきなり結論だけど、参考書を最初から読むのはやめました
💡 結論: 参考書の通読をやめ、アウトプット中心に切り替えたことで点数が一気に伸びました。
厚さ3cmの絶望。参考書を読んでも伸びない理由

今だから分かりますが、当時の勉強法には致命的な欠点がありました。 「何が重要か」「試験にどう出るか」が分からないまま、ただ文字を追っていたのです。
特にオブジェクト指向や擬似言語、アルゴリズムの文章説明は、日本語なのに意味が分からない状態でした。

呪文を音読してる感覚でした
この状態で頑張り続けると、多くの人が「自分はITに向いていないのでは?」と勘違いしてしまいます。 しかし、これは能力の問題ではなく、学習順序の問題です。
新制度の「科目A」と「科目B」を正しく攻略する

2023年4月以降、基本情報技術者試験は新制度になりました。 現在は、以下の2つに分かれています。
- 科目A試験(知識・選択式)
- 科目B試験(アルゴリズム・擬似言語)
ここを理解しないまま勉強すると、科目Aに時間をかけすぎたり、科目Bの対策が不足したりという、一番危険な状態になります。
💡 結論: 新制度では「科目A」と「科目B」で戦い方を変える必要があります。
僕は、最初にこう割り切りました。
- 科目A:過去問道場をメインに「慣れ」で突破する
- 科目B:IPA公式のサンプル・公開問題で仕上げる
科目A試験:過去問道場で「慣れ」を作る

科目A試験は、知識問題が中心です。 ここで僕がやったことは、いたってシンプルでした。
- 過去問道場をひたすら回す
- 正誤に一喜一憂しない
- 間違えた問題だけを復習する
特に過去問道場は、正答率が数字で見えるため「出やすい論点」が体感で分かるようになります。

まずはIT用語への拒否反応を消すフェーズです
4月から5月にかけての約1ヶ月間、1日1.5時間ほどスマホで過去問を解き続けました。 目的は、「IT用語を見ても固まらなくなること」ただ一つです。
科目B攻略:アルゴリズムは「公開問題」で仕上げる

新制度の科目B試験で、多くの人が一番不安になるのがここです。 擬似言語が読めない、処理の流れを追えない、制限時間が怖い。
正直に言うと、僕も最初は全く解けませんでした。 オブジェクト指向や配列など、初見では意味不明なことばかりです。

“ここで落とされる試験だな”って本気で思いました
しかし、調べて分かったのは「科目Bには過去問が存在しない」という事実です。 だからこそ、戦い方を以下のように切り替えました。
- IPA公式のサンプル問題・公開問題を最優先する
- 解説を読んで、処理の流れを必ず「紙」に書く
- 「なぜそうなるか」を深追いしすぎない
💡 結論: 科目Bは深い理論理解より、試験形式への適応を優先するのが最短ルートです。
科目Bで意識すべき3つのこと
- 擬似言語に慣れる:文法が英語っぽくても焦らない。
- 頭の中で追わない:必ず紙に書き出して可視化する。
- “見たことある形”を増やす:解法パターンを体で覚える。
このやり方に変えてから、確実に問題文を怖がらなくなり、最後まで解き切れるようになりました。
合格までのタイムスケジュール
僕の勉強期間は、4月から6月の約2ヶ月間でした。
前半(4月〜5月):慣れる時期
- 1日 約1.5時間
- メイン:科目A試験(過去問道場)
- 目的:IT用語と試験形式に慣れること。

“勉強してる自分”に慣れるフェーズです
後半(6月・ラスト2週間):追い込み時期
- 1日 4時間〜8時間
- メイン:科目A + 科目Bの並行演習
- 内容:過去問道場 + IPA公式サンプル問題
正直、この2週間は楽ではありません。 しかし、この期間で「あ、受かるな」という感覚が明確に掴めます。
💡 結論: 学習の前半は「慣れ」、後半は「圧倒的な量」で勝負が決まります。
独学に限界を感じたら「プロの解説」を借りる
僕は独学で合格しましたが、今振り返ると「最初からプロの解説を借りてもよかった」と感じる場面が多くありました。
特に科目Bは、解説の質で理解スピードが劇的に変わります。 「時間を買う」という選択は、非常に合理的です。
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※購入後30日以内は返金保証あり(条件あり)
「いきなり講座はハードルが高い」という方は、辞書代わりの1冊として図解の多い参考書を持っておくだけでも、調べる時間を大幅に短縮できます。
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まとめ:最短合格は「完璧主義」を捨てた先にある

この記事で一番伝えたいのは、これです。
- 完璧に理解しなくていい
- 全部覚えなくていい
- 自分に「向いてない」と決めつけなくていい
僕もIT完全未経験からのスタートでした。 それでも、「科目Aは過去問道場」「科目BはIPA公式問題」「最後の2週間は本気」という3つのステップで、世界は変わりました。

“やり方”が合えば、人はちゃんと伸びます
もし今、基本情報の受験を迷っているなら、今日1問だけでいいので触れてみてください。
💡 結論: 基本情報は「満点」を取る試験ではありません。合格点を合理的に取りに行きましょう。
完璧じゃなくていい。合格点を、取りに行こう。
よくある質問(Q&A)
基本情報技術者試験に挑戦する際、多くの人が突き当たる疑問をまとめました。
Q1. IT完全未経験でも、本当に2ヶ月で合格できますか?
💡 結論: 可能ですが、誰でも楽に受かるわけではありません。
学習量と「やり方」が合っていることが大前提です。 IT完全未経験から2ヶ月で合格を掴むには、以下の条件が必須となります。
- 科目A・科目Bで勉強法を分ける
- 参考書の「通読」に時間を使わない
- 直前期(特に最後2週間)は勉強時間を確保する
僕自身、4月〜5月は1日約1時間半でしたが、6月の直前期は1日4時間以上、多い日は8時間ほど追い込みました。

ずっと楽ではないけれど、無理ゲーでもありません
Q2. 新制度の科目Bは、過去問道場だけで対策できますか?
💡 結論: 科目Bの仕上げにはIPA公式のサンプル問題・公開問題が必須です。
これは非常に重要なポイントです。 新制度の科目Bには、旧制度のような「本番の過去問」がすべて公開されているわけではありません。
そのため、以下の役割分担で対策するのが最も安全です。
- 科目A:過去問道場をメインに活用
- 科目B:IPA公式のサンプル問題・公開問題で仕上げる

科目Bを過去問だけで済ませるのは、正直リスクが高いです
Q3. 科目B(アルゴリズム)がどうしても理解できません…
💡 結論: 深い理論理解より、まずは解法の流れを再現できることを優先しましょう。
この悩みは本当に多いですが、僕も最初は全く同じ状態でした。 意識すべきは「効率化」です。
- 「なぜこうなるか」を深追いしすぎない
- 解説にある処理手順を紙に書いて再現する
- 同じ形の問題を見つけて慣れる
まずは「時間内に解ける状態」を作ることを最優先にしてください。

理解を捨てるのではなく、実戦的な解法に優先順位を置く判断です
Q4. 参考書は本当に必要ないんですか?
💡 結論: 1冊は必要です。ただし「通読」は不要です。
「参考書は不要」ではなく、「参考書は最初から最後まで読むものではない」というのが正解です。
- 分からない単語が出たら索引で引く
- 図だけを見てイメージを掴む
- 数分確認したらすぐに閉じる
辞書として使うことで、調べ物にかかる時間を大幅に短縮できます。
Q5. 独学と講座(Udemy)、どちらがおすすめですか?
💡 結論: 時間に余裕があれば独学、なければ講座が合理的です。
独学でも合格は可能ですが、特に「科目B」に関してはプロの解説を聞く恩恵が非常に大きいです。
- 時間がある → 独学 + 過去問
- 時間がない・不安がある → 動画講座を併用
勉強が止まってしまっているなら、講座で「考え方の型」ごと借りてしまうのが最短ルートです。
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Q6. 文系・数学が苦手でも大丈夫ですか?
💡 結論: 十分に対策可能です。
高度な微積分などは出題されません。 重要なのは計算力そのものよりも、論理的に手順を追う力(パズル的な思考)です。
- 条件分岐を順番に追う
- 計算手順を省略せずに処理する
- 確率や進数変換を落ち着いて解く

数学の知識より、考え方の型を身につけることが大事でした
Q7. これから勉強を始める人は、何から手を付けるべき?
💡 結論: まずは科目Aの問題を1日だけ触ってみてください。
完璧な計画を立てるよりも、まずは試験の雰囲気を知るのが最優先です。
- 過去問道場で科目Aを数問解く
- 正答率は一切気にしない
- 「こういう試験か」と把握する

最初の一歩が一番重い。だからこそ、まずは1問からです
Q8. 基本情報を取ったあと、何が変わりますか?
💡 結論: IT用語への抵抗が完全になくなります。
僕の場合、ITニュースがスムーズに読めるようになり、その後の学習や就活が圧倒的に楽になりました。 資格そのものの価値以上に、「自分でもやれる」という自信がついたことが最大の収穫です。

その後の行動が変わったのが、僕にとっては一番大きかったです


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