正直に言います。 エージェントが冷たいのは、あなたが否定されているわけではありません。
これは感情論ではなく、就活市場が出している「かなり機械的な答え」です。
- 福祉学部
- IT志望
- 実務経験なし
この条件だけを見ると、エージェント側には「今すぐ企業に紹介して決まりそうな人材」には見えません。 だから対応が事務的になる。それだけの話です。

冷たい対応をされると自分の価値まで否定された気になるけど、実際は『売り場に並べづらい』というだけの話だったりします。
福祉学部からITは無理?SNSの「絶望感」の正体
X(旧Twitter)や掲示板を見ていると、ネガティブな声が目立ちます。
「情報系じゃないと無理」 「福祉とか文系は詰み」 「エージェントに門前払いされた」
この空気感、僕も最初は同じように感じたので痛いほど分かります。 ただ、今はこう思っています。 そんなに単純な話じゃない、と。
福祉でも「評価される余地」は普通にある
これは綺麗事ではなく、実体験ベースの話です。 福祉学部でも、以下の要素次第で評価は確実に変わります。
- インターンで何をしていたか
- 自分でどこまで学習しているか
- ITとどう結びつけて説明できるか

ちゃんと話を聞いてくれる企業は、間違いなく存在します。
📌 ここで多い勘違い ❌ 福祉学部 = 即アウト ⭕ 福祉学部「で何もしていない」とアウト
見られているのは学部名そのものではなく、「中身が空かどうか」です。
福祉学部がIT就活で「不利」なのは事実
はっきり言います。 福祉学部がIT就活で不利なのは事実です。
でも、「不利 = 無理」ではありません。

『福祉でも大丈夫だよ!』という言葉は優しいけれど、現実的な対策がなければまた同じところで詰んでしまいます。
重要なのは、不利を嘆くことではなく、不利を前提にどう戦略を立てるかです。
エージェント問題は「人の当たり外れ」と割り切る
エージェントについては、もっとシンプルに考えていいでしょう。 「当たり外れがあるだけ」です。
冷たい人に当たったからといって、エージェント全体を敵にする必要はありません。
- 合わないと思ったら即変える
- 1人の担当者に期待しすぎない
- 人生の判断を他人に委ねない
「売り場(市場)」を変えれば、評価は一気に変わります。
冷たい担当者に時間を奪われる前に、ITのプロに今の自分を評価してもらいましょう。
※合わないと感じたらすぐに退会してOKです。

相性の悪い人にメンタルを削られるのは、時間もエネルギーもコスパが悪すぎます。
福祉経験は「想い」ではなく「ドメイン知識」として出す
福祉学部からITを目指す人が一番やりがちな失敗があります。 それは、「福祉の経験を活かして社会貢献したい」とだけ伝えてしまうこと。
気持ちは分かりますが、これだけでは評価されません。 企業側が「具体的に何ができる人か」を想像できないからです。

福祉が悪いんじゃない。ITの言葉に『翻訳』できていないだけなんです。
現場の課題こそが「武器」になる
福祉の現場には、IT目線で見ると「お宝」のような課題が転がっています。
- 記録業務がアナログで膨大な時間を食っている
- 人手不足で改善に手が回らない
- ITツールを導入しても現場に定着しない
これらは、IT企業から見ればビジネスチャンスそのものです。
💡 結論: 福祉経験は「やさしさ」ではなく、「現場の課題を知っているドメイン知識」としてアピールする。

「Vertical SaaS」という狙い目
実際に、介護記録やシフト管理に特化した「福祉・介護向けITサービス(Vertical SaaS)」は多数存在します。
こうした企業にとって、「現場で何が詰まるか」を肌感覚で知っている人は非常に価値が高いです。

仕様書を書く前の段階で『これは現場では使われないな』と判断できる人は、実はめちゃくちゃ少ないんです。
福祉現場の痛みを知るあなたは、IT企業から見れば「希少な人材」です。
具体的にどんな企業があなたの経験を欲しがっているか、一度チェックしてみてください。
情報系学生とは「土俵」を変えて戦う
ここが一番伝えたいポイントです。
- 情報系学生: 技術は強いが、現場を知らない
- 福祉系学生: 技術はこれからだが、現場を知っている
情報系と同じ土俵(純粋な技術力勝負)で戦おうとするから、きつくなるのです。
📌 面接での「翻訳」例 ❌「福祉実習で人の役に立つ大切さを学びました」 ⭕「非IT人材が多い現場で、どうすれば“使われるシステム”になるかを考える経験をしました」
「感情」を「課題」に、「想い」を「構造」に変換する。 これだけで、福祉は弱点ではなくなります。
自己分析とエージェントは「道具」として使い倒す
ここからは、より具体的なアクションプランです。
① 自己分析はAIで効率化する
自己分析の「言語化」に時間をかけすぎてはいけません。
- 経験を箇条書きにしてChatGPT等に投げる
- 「IT就活で使えそうな強みの候補を出して」と依頼する
- 出てきた案から、「しっくりくるもの」だけを自分で選ぶ

自己分析で詰まる人は、考える前の『整理』で体力を使い切っていることが多いです。
② エージェントは「紹介・面接マシン」
エージェントには過度な期待をせず、便利な道具として割り切りましょう。
- 求人案件を出してもらう
- 企業の裏事情(面接の傾向など)を聞く
- 模擬面接の壁打ち相手になってもらう
人生の舵を、相性も分からない他人に握らせる必要はありません。
資格は自分を守るための「盾」
「自分には武器がない」と不安なら、まず「基本情報技術者試験」を目指しましょう。
なぜなら、学部の弱さを客観的な数字で補えるからです。 「最低限のITリテラシーがある」という証明があれば、エージェントや企業の反応は劇的に変わります。
迷っているなら、まずはこの1冊をパラパラめくることから始めましょう。

資格は自信を補強する道具。それで自信を失うくらいなら本末転倒ですが、迷うなら取っておいて損はありません。
IT就職の「GOサイン」と「撤退ライン」
最後に、自分が本当にITに向いているか不安な方へ。
- GOサイン: アプリが動いたとき少しでも楽しい、エラー調査がそこまで苦じゃない。
- 撤退ライン: 何をしても苦痛、動いても無感情。
ITは逃げ道ではなく、あくまで選択肢のひとつです。無理にしがみつく必要はありません。
まとめ:福祉学部からITは「戦略次第」で戦える
ここまで読んでくれたあなたへ。 現状を整理しましょう。
- 福祉学部だから詰む、は嘘。「中身と説明力」がすべて。
- エージェントが冷たいのは市場原理。さっさと次を探すのが正解。
- 福祉経験は「現場知識」という武器に翻訳できる。
- 迷ったら「基本情報」と「小さなアプリ開発」から始める。

不利なスタートでも、装備を整えれば十分に戦えます。僕はそう信じています。
「武器がない」のではなく、まだ「使い道」に気づいていないだけかもしれません。 焦らず、でも止まらずに、一歩ずつ進んでいきましょう。
何から手をつければいいか分からない」なら、プロにロードマップを作ってもらうのが最短です。
※無料カウンセリングだけで「やるべきこと」が明確になります。

不利なスタートでも、装備を整えれば十分に戦えます。僕はそう信じています。
焦らず、でも止まらずに、一歩ずつ進んでいきましょう。


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